鍼灸治療の適応症

 鍼灸治療は古代中国で始まりました。やがて日本でも行われるようになり、気候風土に合った独自の発展を遂げています。

 現在、アジア諸国のみならず、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スェーデン等、世界各国で鍼灸を用いた治療や研究が行われています。今年は10月と11月に、中国やアメリカで行われた学会に出席してきました。
 
 WHOが草案を作成した鍼灸の適応症をもとに、東京都鍼灸師会がまとめたものが下の一覧です。多くの疾患名が挙げられていますが、これで全てが網羅されたわけではありません。

日本の厚生労働省に当たるアメリカのNIHは、委員会を設けて鍼の効果について検討し、パネルの声明文として、成人の術後や薬物療法時の吐き気、嘔吐、および歯科の術後痛、また薬物中毒、脳卒中のリハビリ、頭痛、月経痛、テニス肘、繊維筋痛症、筋筋膜性疼痛、変形性関節痛、腰痛、手根管症候群、喘息などに対して効果が期待できるとしています。
(http://consensus.nih.gov/1997/1997Acupuncture107html.htm)

 自然治癒力を高める鍼灸治療は、無限の可能性を秘めています。

 病気になってしまってからの治療ばかりでなく、病気の予防や、より健やかな毎日を送ることができるように、鍼灸への期待が世界規模で高まっています。
東京都鍼灸師会作成(WHO適応症ベース)
神 経 系 頭痛 三叉神経痛 肋間神経痛 坐骨神経痛 顔面神経痛 歯痛 帯状疱疹 しびれ メニエール症候群 めまい 脳卒中後遺症 不眠症 車酔い しゃっくり
運 動 器 系 五十肩 むちうち症 頸肩腕症候群 肩こり 寝違い 顎関節症 腰痛症 ギックリ腰 椎間板ヘルニア 変形性膝関節症 関節炎 リウマチ 筋肉痛 捻挫 テニス肘 腱鞘炎 アキレス腱 ばね指
消 化 器 系 胃炎 胃下垂症 胃酸過多 胃・十二指腸潰瘍 慢性肝炎 胆石症 口内炎 口角炎 慢性腸炎便秘 下痢 痔
循 環 器 系 高血圧症 低血圧症 動脈硬化症 狭心症 心悸亢進 動悸 むくみ 冷え性
呼 吸 器 系 かぜ 気管支炎 喘息 咽頭炎 扁桃炎 咳 痰 声のかすれ
泌 尿 器 系 慢性腎炎 ネフローゼ 膀胱炎 前立腺肥大 尿道炎 頻尿
感 覚 器 系 眼精疲労 仮性近視 白内障 ただれめ ものもらい 鼻炎 副鼻腔炎 耳鳴り 難聴 嗅覚減退
代 謝 障 害 糖尿病 甲状腺機能障害 痛風 貧血症
心 療 科 系 自律神経失調症 心身症 心臓神経症 過敏性腸症候群
婦 人 科 系 月経痛 月経不順 更年期障害 乳腺炎 つわり のぼせ 不妊症 流産癖 逆子
小 児 科 系 虚弱体質 消化不良 鼻炎 咳 小児喘息 扁桃炎 中耳炎 アトピー性皮膚炎 夜泣き かんのむし 夜尿症
そ の 他 アレルギー じんましん 湿疹 花粉症 円形脱毛症 慢性疲労 生活習慣病 高齢化疾患の予防等
NIHパネルの声明文より
成人の術後や薬物療法時の吐き気、嘔吐、および歯科の術後痛、また薬物中毒、脳卒中のリハビリ、頭痛、月経痛、テニス肘、繊維筋痛症、筋筋膜性疼痛、変形性関節痛、腰痛、手根管症候群、喘息

  ここに掲げられていない疾患でも効果のあるものはたくさんあります。お気軽にお問い合わせください。